教育ローンという進学などのため費用を融資してくれるローンを提供している金融機関は銀行をはじめノンバンクなど数多くあります。
その中で1番おすすめしたいのは教育一般貸付という日本政策金融公庫が提供する国の教育ローンです。
融資額は最高でも350万円と少なめですが、年利はわずか1.76%で固定金利なので安心ですね。
融資の使途は大学や高校のほか専門学校や予備校などにも認められています。
使い途も入学金や授業料だけでなく定期代や賃貸住宅の支払いなど広範囲に認められています。
高校生の学費が安いとは限りません。
私立高校の場合、学費だけで年間70万円以上もかかります。
学費が払えないなんてことになってしまうと最悪の場合、除籍や退学になってしまいます。
高校は教育機関なのですぐに除籍になることはありませんが3か月以上滞納すると除籍・退学になる可能性が出てきます。
払えないときの解決策は借金になりますが借りる先を誤ってしまうと大変なことになります。
教育一般貸付(国の教育ローン)なら世帯年収が低い方でも安心して借りることができます。
国の教育ローンは日本政策金融公庫(日本公庫)が取り扱っています。
教育一般貸付と言う名前のローンで、最高350万円まで借り入れることができます。
教育一般貸付は年1.76%という低金利のほか固定金利なので安心して利用することができます。
子供の人数や世帯年収(所得)によって受けられる優遇制度もあります。
資金の用途は民間の融資機関よりも幅広く受験時の交通費や宿泊費なども認められています。
教育ローンの金利について紹介します。
教育ローンの金利は借入する金融機関によって大幅に差があります。
金利が低い融資期間だと1%台からありますが高いところでは10%近いものもあります。
銀行の教育ローンでしたら口座を作ることで優遇金利が適用される場合があります。
また、金利には2種類あり変動金利と固定金利の2つの金利タイプがあります。
昨今は低金利の時代と言われていますので固定金利の方が安心かもしれません。
教育ローンの申し込み方を簡単に解説します。
申し込み方法には郵送やインターネットなどがあります。
郵送の場合は電話などで借入申込書を請求して届いた書類を記入後、返送することになります。
インターネット申し込みを利用する場合は事前診断コーナーが設けられていますので数秒で借り入れ可能か診断することができます。
仮審査の申請もネット上で行えますし年中無休で受付け可能な点も便利です。
一通り仮審査申し込み手続きが完遂したら受付け完了メールが届きますので忘れずに確認しましょう。
埼玉りそなの教育ローンをご存知ですか?埼玉りそなの教育ローンはりそな教育ローンという商品になります。
りそな教育ローン変動金利方式を採用していますので、1年に2度、金利が更新されます。
2017年12月25日現在(変動金利)の金利は2.20%ですが住宅ローンご利用者プランが適用されると1.80%まで割引金利が適用されます。
最大借入可能額は500万円で返済期間については最長14年まで借入可能です。
在学中は元金据置期間の設定ができたり、入学金を払ってしまった後でも3ヶ月以内に申し込めば借入れ可能です。
学生本人が自ら教育ローンを借りるということは基本的には無理です。
学費目的であても借金を背負うということですから借主は貸借契約を結べる人間でなければいけません。
そのためには借入者が成人であることや安定継続した収入があることが前提となります。
また、今の仕事を辞める予定がないことや家賃、光熱費など生活費すべてを自分の収入でしっかり支払えているかということも重要になります。
国の教育ローンよりも銀行の教育ローンのほうが審査が通る可能性は高いと思います。
教育ローンの借入金額の受け取り方の1つに一括借入れ型があります。
つまりは住宅ローンのように一括で入金されるタイプの融資です。
銀行が提供している教育ローンの多くはこの一括借入れ型になります。
一括借入れ型の特徴はローンの契約が成立すると同時にあわせて返済金額も明確に分かります。
返済計画を立てやすくなりますが追加資金が必要になってしまったときは、新規でローンを組まなければいけないというデメリットもあります。
教育ローンにはカードローン型と呼ばれるタイプもあります。
参考:教育ローン審査甘い?低金利でおすすめの銀行一覧【審査基準】
通常のカードローンとさほど違いはなく限度額の範囲内だったら自由に借り入れや返済を行なえるといったローンになります。
通常のカードローンとの違いは使途が教育資金以外に使ってはいけないということです。
消費者金融や信販会社に多い商品ですが一部の銀行でもカードローン型を提供しています。
学費がわかりやすい初年度は一括借入れ型で詳細が未定な2年目以降はカードローン型が利用できる金融機関もあります。
低金利な教育ローンと言えば教育一般貸付(国の教育ローン)です。
年1.76%(固定金利)という金利で銀行や信販会社のローンよりもお得です。
通常銀行で3から5%、信販系で5から10%になるので国のローンがいかに低金利かがわかりますね。
学費以外に在学のために必要となる住居費用や修学旅行費用など色々な教育資金に利用することができます。
ただし、国の教育ローンは低所得者の方のためのローンですので融資の対象となるのは高校や大学を目指す中学校卒業以上の子供になります。
教育ローンもローン契約に違いありませんので、利用するためには審査をクリアする必要があります。
審査を受ける際に用意しなければいけないものがあり、本契約までに全て揃えておかなければなりません。
借入申込書はネットで申し込んだ場合は不要になりますが源泉徴収票や確定申告書などの収入を証明する書類は必須です。
そのほか、運転免許書など本人確認書類や公共料金の領収書なども必要です。
しかし何より一番肝心な書類は在学を証明できる書類であったり、合格が確認できる通知、入学許可書ということになります。
教育ローンを比較するならランキングサイトがオススメです。
銀行やノンバンクを回ったり電話で資料請求する手間は要りません。
金利や借入可能額など知りたい情報は一覧表になっているので簡単に比較ができます。
表の中には、来店する必要の有無やローンのお勧めポイントなどが網羅されているサイトもあります。
ランキングサイトから直接銀行のHPへ飛べるようになっていることが多いので詳細確認や申し込みにも便利です。
学校に通うためにアルバイトしているという人でも収入があれば教育ローンを申し込むことは可能です。
ただし、融資を受けるには条件があり20歳以上の成人でないと借りることができません。
また、融資を受けるには安定した収入が必要となっているところが多いので勤続年数が短いと審査に通り辛くなるかもしれません。
返済能力も審査に通る上で重要なポイントとなりますので最低でも200万円以上の収入が必要になります。
いずれにせよ、学生自身が借主というのはあまりないことなので奨学金を申請した方が近道だと思います。
ろうきん(労働金庫)とは会員が出資し相互扶助を目的に設立された非営利団体です。
銀行やノンバンクといった営利目的ではないので金利は2から3%程度になっています。
融資限度額は1000万円から2000万円と、教育ローンとしては結構高額で返済期間は15から20年と長期にわたるのが特徴です。
一般の人でも借りることはできますが労働組合や生協組合などの会員は優遇金利が適用されるケースが多いです。
地方の労金の場合になると、入学金や学費以外にも学生への仕送りや下宿代も用途として認められています。
教育ローンが借りれないという人はどういう人でしょうか?恐らく色々な要因があるでしょう。
まず、働いていなければなりませんから無職であったり年金受給者と言う人は貸してもらえません。
正社員でなくても借りることはできますが、安定した収入を得ている証明が必要となります。
非正規雇用として契約している方は最低でも2年以上の勤続年数が必要です。
また、年収も200万円以上は必要となりますので、それ以下ですと審査をクリアすることは難しいでしょう。